カナダ・トロントを拠点に活動する日本人シアターアーティスト。舞台やミュージカルを中心に、映像、CM、ナレーションなど多岐にわたり表現の場を広げている。
神奈川県横浜市出身。幼少期の3年間をプエルトリコで過ごし、海外生活の中で初めて観たクルーズでのショーに心を奪われ、パフォーマーを志す。帰国後は中学・高校で演劇部に所属し、演技だけでなく脚本や演出にも挑戦。大学ではミュージカルサークルに所属と同時に舞台芸術学院ミュージカル別科に進学。基礎を学び、卒業後はオリジナルミュージカルの制作や演出、演技指導にも携わる。役者としてのキャリアもスタートし、アングラ演劇、ストレートプレイ、ミュージカルなど幅広いジャンルの作品に関わる。
大学卒業後は一度演劇から離れ、金融機関にて3年間勤務。その後、俳優としてのレッスンを再開しながら、社会人経験を活かして舞台スタッフとしても経験を積む。宮本亞門氏のもとで演出助手を務めたほか、新国立劇場オペラ部門では演出助手兼通訳として舞台制作に携わる。また、松坂慶子氏の公演にコーラスとして参加し、日本各地を巡るツアーにも出演した。
日本での経験を経て、「さらに深く学びたい」という思いから海外へ。ニューヨークなども視野に入れながら検討した結果、オーディションを受けて俳優として働く機会を広げるため、ワーキングホリデーでカナダを拠点に選ぶ。現地では多くの出会いに恵まれ、実践の中で経験を積み重ねていった。
その後、トロントのランドルフ・カレッジ・フォー・パフォーミング・アーツに入学し、演技・歌・ムーブメントのトレーニングに専念。表現の幅を広げながら、自身の軸をより明確にしていった。同校を卒業し、カナダ永住権を取得。トロントを新たな拠点に、キャリアを築きはじめる。
卒業後は舞台に加え、ナレーションやテレビ、映画など新たな分野にも挑戦。ミュージカルへの情熱の原点でもあった「クルーズパフォーマーになる」という夢を、ディズニー・クルーズ・ラインで実現。その他にも、自身が脚本とナレーションを手がけたポッドキャスト「Oyasumi Story」を制作。
近年は、海外からトロントに演技を学びに来る次世代のアーティストたちに、自身の経験を伝えることにも力を注いでいる。表現とともに歩む日々に感謝しながら、これからも新たな挑戦に邁進中。
